半纏と法被は見た目がとても似ています。間違えてしまいやすいですが、実はそれぞれにまったく違う特徴があるのです。それぞれどんな特徴があるのか、そしてどうして混同するようになったのかを見ていきましょう。
半纏と法被の違いについて〜法被とは〜
法被は、江戸時代・武家社会で生まれた服です。昔、武士が家紋を染め抜いた羽織を着用したことをきっかけに、法被が作られて着られるようになりました。名前の由来は、「束帯(そくたい)を着る際に袍(ほう)の下に着用した袖のない胴衣「半臂(はんぴ)」から来ています。
当時の着方はとても変わっており、衿を返すようにして着用していたようです。その後江戸時代の末期になってからは衿を返さずに着用するようになり、今の形の法被になりました。
法被の特徴は、胸紐がついている、単(ひとえ)である、筒袖または広袖である、という3点です。特徴は今も昔も変わらず、3つの特徴があれば法被と判断できるでしょう。
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半纏と法被の違いについて〜半纏とは〜
半纏は、江戸時代の庶民の防寒着として使われていました。名前の由来は、袖丈が腕の半分ぐらいしかないため「半丁」と名付けたことがきっかけとなり「半纏」へと変化していきました。
羽織に似ている形が特徴的で表地と裏地が違い、袷があるのもポイントです。表地と裏地の間には防寒着として着用するために綿が入っています。少し厚みがあり、ふんわりとした手触りであるため、やはり寒い季節に役立ちます。
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半纏と法被が混同されるようになった経緯
江戸時代、半纏は防寒着、法被は羽織と違いがはっきりしていましたが、羽織禁止令が出たことで混同され始めました。昔は法被といえば衿を折り返すのが定番でしたが、禁止令が出てからは衿を返さないで着用できる法被を多くの人が着るようになったのです。
その後「印半纏」と呼ばれる、衿から胸元にかけての文字も入れられるようになりました。着用者の所属先や名前が入るようになったことで用途も広がり、職人や町の火消、使用人などが着るものとしてさまざまなシーンで着用されていたのです。
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法被と半纏はとても似ているため、見ただけではわからないかもしれません。しかし触ってみると半纏のほうが厚い生地を使っていたり、袖が短かったりします。それぞれの特徴を知っていれば、法被と半纏を見分けられるでしょう。
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